コラム

高卒、専門卒で就職!そのメリットを徹底解説!

コラム:介護職やリハビリ職に高卒、専門卒で就職!そのメリットを徹底解説します!

 

介護職は高卒でなれる!

高齢者や障害を持って生活している方を支える介護職。
日本では介護職不足が社会問題にもなっており、外国人留学生を取り入れる制度もできてきました。
そんな介護職は高卒でもなれること、ご存知でしょうか。
人手不足を解消し、さらに経験をいち早く積むことができる方法が高卒での就職なのです。
高卒で介護職になる方法とメリットを説明していきましょう。

高卒介護職のなりかた

介護職につきたい人の中には、福祉系大学に進学したり社会人になって民間の研修を受講する方がいらっしゃいます。
しかし、実は高校在籍中に資格を取得することも可能なのです。
全国の高校の中には、福祉科や普通科の中に福祉系選択科目として社会福祉基礎や介護福祉基礎などが入っている場合があります。
中学生の時から介護の仕事をしたいと考えている生徒や高校に入ってから決める生徒と様々です。
国家資格である「介護福祉士」や「社会福祉士」「精神保健福祉士」はさらに上の学校に進学しなければ取得は難しいですが、初任者研修終了同等の資格は得ることができます。
そのため、高卒で介護職として入職することが可能なのです。

メリット

経験年数をいち早く積むことができるのは、高卒で就職するメリットです。
大学や専門学校に進学した人は20~21歳から1年目のスタートとなります。
しかし高卒の場合には18歳から1年目となり、3年も早く経験が積めるのです。
その分、生涯収入や経験を多く積むことができるため、キャリアアップも目指しやすいでしょう。


リハビリ職は専門卒でなれる!

次にリハビリ職についてですが、こちらも専門卒で就職が可能です。
リハビリ職は国家資格になりますので、高校ではカリキュラムを来ることは難しいでしょう。
そのため、専門学校や大学など進学が必要となるのです。
リハビリ職は医療職の中でも専門性が重要視され、担当になった方の力量が回復までの速さになってきます。
リハビリ職も経験がものを言う職業のため、いち早く経験を積むことをお勧めします。
専門卒でリハビリ職になる方法とそのメリットについて解説していきます。


専門卒リハビリ職のなりかた

リハビリ職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)は専門卒が一番早く就職できるルートになります。
3年間の短大や大学を卒業するルートもありますが、病院などのように即戦力を求めている職場は専門卒を優先してとる場所もあります。
大学では4年間、研究や国際的な知識も習得できる場合があります。
しかし、専門学校では3年間のカリキュラムのため、実践を想定して勉強していきます。


メリット

上記にも書いた通り、即戦力になることができます。
現場で必要な知識を学生時代に習得しているため、期待されています。
また、介護職と同様、1年間でも早く現場に入っているため収入面やキャリアアップも期待できます。
大学へ行くのと専門学校へ行くのでは必要なお金も変わってきます。
大学へ行くと私立だと400万円以上かかってしまうところ、専門学校だと350万円からでもいける学校があります。
そして奨学金制度をつかえばさらにお金をかけずに勉強でき、就職できるでしょう。


大学卒とは違うメリットいっぱいの高卒・専門卒!

どうしても今の風潮として、大学を出ていたほうがいいと思っている方が多くいます。
たしかに大学は研究機関でもあり、たくさんのことを学ぶことができる魅力的な場所です。
しかし、4年間と長い縛りの中で勉強するため楽しい思い出が増える一方、専門職として経験を積める時間を失っているのです。
なりたい職業によっては大卒業が必須だったりもしますが、介護職とリハビリ職では必須ではありません。
介護職とリハビリ職のように経験値が問われる職業の場合には一年でも早く現場に入ったほうが、後々、自分の糧になり余裕が出てくるでしょう。
大学卒が無駄ということではないですが、高卒・専門卒にもメリットはいっぱいあります。


まとめ:介護職やリハビリ職に高卒、専門卒で就職!そのメリットを徹底解説します!

介護職は高卒でなることができ、福祉科や普通科の選択科目で資格がとれるところもあります。3年間の差は大きいため高卒で就職したほうが経験を得ることができます。
リハビリ職は専門卒ですが、大卒に比べると就職も有利になるのがメリットです。
大学では楽しい思い出が増える一方、専門職として経験を得る機会を逃しているのは間違いありません。
高卒、専門卒でもメリットはたくさんあり、自分の糧にもなりうるのです。

介護職とリハビリ職はどちらも専門職です。
専門職は経験を積み、自分の価値を高めていくものです。
そのためには一年でも早く就職することを考えて行動したほうがよいでしょう。


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